RC造と比べて自己管理や災害対策が必要なのが木造や鉄骨造の物件です。

木造・鉄骨造との比較

 

鉄筋コンクリート造は建築費用と耐久性が高い特性から、大規模な建物で使われることが多いです。
投資用の不動産物件で見た場合、鉄筋コンクリート造や鉄骨造は3階建て以上のマンションが中心で、木造は2階建てのアパートやテラスハウス、戸建て住宅がほとんどでしょう。

 

会社員などの副業で不動産投資をする場合は、鉄骨造であればマンションの区分所有が中心になります。
昨今は会社員向けにアパートの一棟所有を提案する不動産投資会社が登場していますが、一棟所有はマンションの区分所有よりもハイリスク・ハイリターンです。

 

こうした不動産投資の観点も交えて、鉄筋コンクリート造を木造・鉄骨造と比較した結果をまとめました。

 

 

木造の特徴

 

木造は戸建て住宅で高いシェアを占めていて、馴染みの深い一般的な建物です。

 

自己管理の必要がある木造物件

木造のメリットは建築費用が安く、家賃相場は鉄筋コンクリート造より安くなるものの、立地や間取りに対して落ちる賃料の差が建築費用より少なくなる点です。

 

つまり、木造の投資用物件は高利回りになりやすいのが最大のメリットだと言えるでしょう。

 

気になる建物の寿命ですが、1981年6月以降に建てられた新耐震基準の建物はベタ基礎が基本になっていて、適切なメンテナンスをすれば50年以上は持ちます
ただし、築年数が古くなると家賃相場が下がりやすくなる点に注意しましょう。

 

木造の投資物件は一棟所有が中心で、外壁や屋根のメンテナンスはオーナーの裁量に委ねられます。
また、管理方法も自由に選択できるため、区分所有のマンションとは違って定期清掃などのメンテナンスを自分で行えば管理費がかかりません

 

修繕費もマンションの修繕積立金よりも単価が安いため、空室リスクは比較的低いと評価できます。
一方で、シロアリ被害や雨漏れなど大きなトラブルリスクが高く、古い中古物件を取得した結果、大きな損害が出るケースも。

 

鉄筋コンクリート造と比較した場合は、ハイリスク・ハイリターンの投資用物件になり、自己管理の重要性が高いことを理解してください。

 

 

鉄骨造の特徴

 

定期的なメンテナンスが必要な鉄骨造

鉄骨造は名称の通り、骨組みに鉄骨を使った建物でS造とも呼ばれています。

 

鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)よりも建物の剛性が高く、投資用物件ではタワーマンションで広く使われています
耐久性と耐震性は高いですが、鉄骨造も外壁や屋根を定期的に修繕しないと鉄骨の部分が錆びるリスクがあり、税制上の減価償却期間はRC造よりも短いです。

 

投資用物件として見た場合は、管理費・修繕積立金は同等の相場になっているので、鉄骨造だからといって特別な優劣があるワケではありません。
タワーマンションは取得費用が高いですが、家賃相場が高くて人気の物件は価値が下がりにくいでしょう。

 

ただし、2019年は豪雨で武蔵小杉のタマワンが大きな被害を受けるなど、耐久性や災害被害においてノーリスクではありません。

 

このほか、鉄筋コンクリート造に比べて高層階の建物が多いので、

  • 区分所有する階数によって取得価格や家賃相場が異なること
  • 周囲で新たな高層ビルが建築されるなど景観の変化で価値の下落リスクがあること

を覚えておきましょう。

 

 

 

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