コンクリート住宅に限らず高気密住宅は、確かに結露しやすいでしょう。
結論からいうと、古いマンションは結露しやすいということは言えるでしょう。通常マンションは、一般木造住宅と比較すると高い気密性があります。そして問題はその気密性と換気のバランスにあると思います。換気のための窓も南側と北側だけと少なく、換気扇も浴室・トイレ・台所以外には設けていません。このような状態で、洗濯物を部屋干しすれば、部屋のどこかに結露の発生しやすい状況を作ってしまいます。
また、ガスや灯油などによる調理、補助暖房も多くの水蒸気を発生させる原因となります。
ただ、近年はオール電化の利用が増え、換気も24時間換気が設置されていますので結露の発生は大幅に解消されています。
同じことは戸建ての鉄筋コンクリート住宅にも言えます。
ただ、「鉄筋コンクリート住宅は結露する」と昔から思われているのは、しかるべき断熱が施されていない場合が多かったからです。断熱もされず、打ち放し面が室内に露出している場合、夏の暖かい湿気を含んだ空気が冷たいコンクリートに触れることで結露が発生します。
現在のコンクリート住宅は、高気密に加えて高断熱化が標準的になっていますので換気をちゃんと行えば結露の発生しない快適な生活が可能になります。鉄筋コンクリート住宅に限らず、気密性の高い住宅は生活するうえで以下の点に気を配ることで結露は防げます。
●石油ストーブやファンヒーターなどの室内で燃焼する開放型暖房機は使わない。ストーブにヤカンを乗せお湯を沸かすのは特に水蒸気を発生させるだけで避ける。
●加湿器は使用しない。●室内に洗濯物を干さない。 室内に洗濯物を干せば当然湿度は高くなり結露が発生する原因となります。
どうしても部屋に干したい場合は、浴室に換気暖房乾燥機を設置し洗濯物を浴室に干したり、除湿機を置いた部屋に干す。
●炊事のときは換気扇を作動させる。炊飯器やガスを使用して調理をしている時には多くの水蒸気が発生していますので、
調理時には換気扇を作動させる必要があります。
IHクッキングヒーターを使用しすることで、水蒸気の量を減らすことが可能です。